「溶連菌感染症」にかかったら!
- どんな病気なの?
- 溶連菌という細菌がのどに感染して、突然38℃くらいの熱・のどの痛み・体や手足の発疹などが出ます。また、舌がイチゴのようになることもあります。
- 保育所・幼稚園・学校はどうすればいいの?
- 潜伏期間は約1~4日で急性期の感染力は強いです。しかし、抗生剤を飲むとほぼ24時間以内に他の人への感染力はなくなるので治療開始24時間を過ぎて全身状態がよければ登園(登校)可能です。
- お家で気をつけること
- 家族にもうつる病気です。兄弟や両親に同じような症状があれば受診をしてのどの検査を受けてください。
また、のどが痛いときは熱いものや辛いもの、すっぱいものは避けましょう。 - どのような治療をするの?
- のどの検査で溶連菌がいることがはっきりしたら、抗菌薬を一定期間飲みます。1~2日で熱が下がり、のどの痛みも消えます。
でも、途中でくすりをやめてしまうと発します。また、くすりをきちんと飲まないとリウマチ熱や腎炎を起こすことがあります。このような合併症を防ぐためにも医師の指示通りに最後まで飲むことが大切です。 - 入浴はいいの?
- 体や手足に発疹が出ているうちは控えましょう。発疹や熱がなければ構いません。
最後に大切なことをひとつ!!!
治療してから1か月後くらい腎炎の合併症が起きていないか尿検査を受けておきましょう。